*US XM312 【重機関銃】
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*US XM312 【重機関銃】 [#qa133646]
#ref(xm312.jpg,center,nolink,xm312)
|全長|重量(銃本体)|口径|装弾数|発射速度|製造国|h
|1560mm|19kg|[[12.7mm×99>口径]]|(ベルトリンク給弾)|260発/分|アメリカ合衆国|
|1560mm|19kg|[[12.7mm×99>口径]]|[[ベルトリンク給弾>弾帯]]|260発/分|アメリカ合衆国|

 耐用年数を迎えつつある[[M2重機関銃>重機関銃/ブローニング M2]]の後継として、現在アメリカ軍で試験が進められている.50口径[[重機関銃]]。米軍のOCSWプロジェクトで、25mm自動式[[擲弾発射器]]「[[XM307ACSW>US XM307]]」のバリエーションとして開発された。XM307とともに2005年から試験運用が開始されている。
 アメリカ軍の[[M2重機関銃>重機関銃/ブローニング M2]]の後継として、1980年代にスタートした米軍のOCSW(Objective Crew Served Weapon)プログラムのもと、同国のゼネラルダイナミクス社で開発されていた[[.50口径>口径]][[重機関銃]]。同じくゼネラルダイナミクス社が米陸軍TACOM(Tank-Automotive and Armaments Command)向けに進めていたSAMP(Small Arms Master Plan)プログラムの一環として、M2重機関銃と[[MK.19>US MK19]]自動式[[擲弾発射器]]を統合して置き換える、もしくは補完することも目的としていたため、25mm自動式[[擲弾発射器]]「[[XM307ACSW>US XM307]]」のバリエーションとして開発された。

 M2に比べ、20kg近い軽量化がなされた一方で、制御性を確保するためか発射速度は260発/分とかなり低速。XM307とは大半の部品を共用する前提で同時に開発されたため、たった5個のパーツを交換するだけで、僅か数分で重機関銃から擲弾発射器へと(またその逆へと)組み変えることが可能になっている。
 M2に比べ、20kg近い軽量化なされ、XM307とは大半の部品を共用する前提で同時に開発されたため、たった5個のパーツを交換するだけで、僅か数分で重機関銃から擲弾発射器へと(またその逆へと)組み変えることが可能になっている。しかし、2005年に行われたフィールドテストでは、制御性を確保するため設定された260発/分という非常に低レートな発射速度が問題となった。

 現在も米軍で試験運用が続けられているようで、2012年に耐用年数を迎えるM2と交換を進める予定。ただし260発/分という発射速度は実用的ではないとして改良を進めているようだ。
 2008年には、同ゼネラルダイナミクス社の[[XM806>重機関銃/US XM806]]が新たな.50口径重機関銃として開発がスタートし、XM312は開発中止となっている。とはいえ、そのXM806も、2013年度からの調達契約が決まっていたものの、2012年7月に計画中止が発表された。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[バトルフィールド]]|−|−|項目参照|
|[[MAG]]|−|−|項目参照|
|[[スプリンターセル カオスセオリー>スプリンターセル#scct]]|−|−|項目参照|
|[[バトルフィールド バッドカンパニー]]|−|−|項目参照|
|[[バトルフィールド バッドカンパニー2]]|−|−|項目参照|
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