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#author("2024-11-03T01:24:26+09:00","default:user","user")
*スミス&ウェッソン M&P / S&W M&P 【自動拳銃】 [#w82f72e4]
#ref(M&P.jpg,center,nolink,M&P40)
|モデル|全長|銃身長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|~M&P9|190mm|4.25in|680g|[[9mm×19>口径#AutoAmmo]]|17 + 1|アメリカ|
|~M&P9|190mm|4.25in|680g|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|17 + 1|アメリカ|
|~M&P9L|210mm|5.0in|715g|~|~|~|
|~M&P9C|170mm|3.5in|590g|[[9mm×19>口径#AutoAmmo]]|10/12 + 1|~|
|~M&P40|190mm|4.25in|687g|[[.40 S&W>口径#AutoAmmo]]|15 + 1|~|
|~M&P40C|170mm|3.5in|620g|[[.40 S&W>口径#AutoAmmo]]|10 + 1|~|
|~M&P9C|170mm|3.5in|590g|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|10/12 + 1|~|
|~M&P40|190mm|4.25in|687g|[[.40 S&W>.40SW弾]]|15 + 1|~|
|~M&P40C|170mm|3.5in|620g|[[.40 S&W>.40SW弾]]|10 + 1|~|
|~M&P357|190mm|4.25in|723g|[[.357 SIG>口径#AutoAmmo]]|15 + 1|~|
|~M&P357C|170mm|3.5in|630g|[[.357 SIG>口径#AutoAmmo]]|10 + 1|~|
|~M&P45|197mm|4.5in|839g|[[.45 ACP>口径#AutoAmmo]]|10 + 1|~|
|~M&P45C|180mm|4.0in|743g|[[.45 ACP>口径#AutoAmmo]]|8 + 1|~|
|~M&P45|197mm|4.5in|839g|[[.45 ACP>.45ACP弾]]|10 + 1|~|
|~M&P45C|180mm|4.0in|743g|[[.45 ACP>.45ACP弾]]|8 + 1|~|
|~M&P22|190mm|4.1in|680g|[[.22 LR>口径#AutoAmmo]]|10/12 + 1|~|
|~M&Pシールド 9mm|155mm|3.1in|539g|[[9mm×19>口径#AutoAmmo]]|7/8 + 1|~|
|~M&Pシールド .40 S&W|155mm|3.1in|539g|[[.40 S&W>口径#AutoAmmo]]|6/7 + 1|~|
|~M&Pシールド .45 AUTO|164mm|3.3in|581g|[[.45 ACP>口径#AutoAmmo]]|6/7 + 1|~|
|~M&Pシールド 9mm|155mm|3.1in|539g|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|7/8 + 1|~|
|~M&Pシールド .40 S&W|155mm|3.1in|539g|[[.40 S&W>.40SW弾]]|6/7 + 1|~|
|~M&Pシールド .45 AUTO|164mm|3.3in|581g|[[.45 ACP>.45ACP弾]]|6/7 + 1|~|
2005年にアメリカの[[S&W>スミス アンド ウェッソン]]が発表した、最新式の[[ポリマーフレーム]][[ピストル>自動拳銃]]。
[[M500>SW M500]]の成功で勢いに乗ったS&W社が、それまでの自社製ピストルとは一線を画するべく作り上げた[[拳銃]]である。かつてのベストセラー[[リボルバー>回転式拳銃]]"[[M&P(ミリタリー&ポリス)>SW M10]]"から受け継いだ名が示すとおり、軍・法執行機関への採用をターゲットとした自動拳銃であり、現場の声やプロフェッショナルシューターたちの意見を大きく取り入れ設計された。
ポリマーフレームはスチール製のインナーフレームが埋め込まれ、フレームと[[アクセサリーレール>マウントレール]]の補強を担っている。グリップ部は背面から側面までを覆うストラップを取り外し式とし、使用者が手のサイズに合わせて交換可能なよう設計された。S&WがOEM販売しているドイツの[[ワルサー P99]]の交換バックストラップ式の発展型と言える。
#ref(M&P Shield.jpg,right,around,50%,M&P Shield)
[[M500>SW M500]]の成功で勢いに乗ったS&W社が、それまでの自社製ピストルとは一線を画するべく作り上げた[[拳銃]]である。
[[M1911>コルト ガバメント]]が強いアメリカだけあって、[[アンビサムセイフティー>安全装置]]のオプションも存在する。しかし、公的機関で採用される場合は装備されないモデルが使われることが多いようだ。
かつてのベストセラー[[リボルバー>回転式拳銃]]"[[M&P(ミリタリー&ポリス)>SW M10]]"から受け継いだ名が示すとおり、軍・法執行機関への採用をターゲットとした自動拳銃であり、現場の声やプロフェッショナルシューターたちの意見を大きく取り入れて設計された。
ポリマーフレームはスチール製のインナーフレームが埋め込まれ、フレームと[[アクセサリーレール>マウントレール]]の補強を担っている。[[グリップ>銃把]]部は背面から側面までを覆うストラップを取り外し式とし、使用者が手のサイズに合わせて交換可能なよう設計された。S&WがOEM販売しているドイツの[[ワルサー P99]]の交換バックストラップ式の発展型と言える。
[[安全装置]]は[[AFPB]]などの他にトリガーセイティが採用されている。[[グロックシリーズ>グロック 17]]のものとは異なり、トリガーがアッパートリガーとロアートリガーに分かれた中折れ式となっている。独特な形状であり、粘るような引き味のため、ユーザーによって好みが分かれる点になっている。
スタンダードなフルサイズモデルの他、銃身長の異なるM&P9LやM&P45Cなどのロングバレルまたはコンパクトモデルや、[[サムセイフティ>安全装置]]を有する各種バリアントも存在する。2012年には、サブコンパクトモデルの"M&Pシールド"が発表された。基本的な設計や外観を受け継ぎながら、部品の互換性のない新規設計となった。[[シングルカラム]]マガジンでコンシールドキャリーに特化した極薄のボディが特徴。
#ref(M&P Shield.jpg,right,around,50%,M&P Shield)
スタンダードなフルサイズモデルの他、銃身長の異なるM&P9LやM&P45Cなどのロングまたはコンパクトバレルモデルや、サムセイフティを有する各種バリアントも存在する。
2012年にはサブコンパクトモデルの"M&Pシールド"が発表された(文中画像)。基本的な設計や外観を受け継ぎながら、部品の互換性のない新規設計になっている。[[シングルカラム]][[マガジン]]でコンシールドキャリーに特化した極薄のボディが特徴。
2017年にはマイナーチェンジ版である「M2.0」が登場した。小型の[[フロントセレーション>セレーション]]が追加され、交換式バックストラップのサイズにMとLの中間、MLが用意された。評判の悪かったトリガーも「M2.0トリガー」となり改良された。
後に「M2.0 コンパクト」が登場しており、4インチバレル、[[9mm>9mmパラベラム弾]]15連発マガジンのグリップサイズなど、[[グロック19>グロック 19]]シリーズへ対抗したものとなっている。また、グロック19シリーズにはない[[.45ACP弾]]仕様をモデルアップしている。
S&W社は、他にも[[リボルバー>回転式拳銃]]や[[セミオートライフル>自動小銃]]([[M&P15>自動小銃/SW MP15]])にも"M&P"の名を冠し、新ブランドとして官・民に広く売り出している((ただし、リボルバーはなぜか元祖M10の[[Kフレーム>フレーム規格(SW社)]]ではなく、[[M36やM60>SW M36]]などのJフレームがベース。))。しかし、発売当時は主な法執行機関では[[グロック>グロック 17]]や[[シグ>自動拳銃/P229]]といった良質な銃が既に多く配備されており、後発のM&Pシリーズは市場に割り込むのが難しい状況でのスタートとなった。
そんな中でも、2009年にはアメリカのDEA(麻薬取締局)が本銃を採用。2012年現在までに276箇所以上の警察署でも使用されている模様。また、2011年にはベルギーの国家警察が同国の[[FN>ファブリク ナショナル]]社ではなく、M&P9LTCLを採用し、5500挺の調達を決定した。アジア地域では台湾で老朽化した[[S&W M5904,6903>SW M39]]を置き換える為に4200挺のM&P9Cの購入を決定している。その他カナダ、オーストラリア、コロンビア、インドなどの法執行機関でも採用が進んでおり、S&Wのブランド力・セールス力が今なお健在であることを見せつける形となった。
S&W社は、他にも[[リボルバー>回転式拳銃]]や[[セミオートライフル>自動小銃]]([[M&P15>自動小銃/SW MP15]])にも"M&P"の名を冠し、新ブランドとして官・民に広く売り出している((ただし、リボルバーはなぜか元祖M10の[[Kフレーム>フレーム規格(SW社)]]ではなく、[[M36やM60>SW M36]]などのJフレームがベース。))。しかし、発売当時は主な法執行機関ではグロックや[[シグ>自動拳銃/P229]]といった良質な銃が既に多く配備されており、後発のM&Pシリーズは市場に割り込むのが難しい状況でのスタートとなった。
そんな中でも、2009年にはアメリカのDEA(麻薬取締局)が本銃を採用。2012年現在までに276箇所以上の警察署でも使用されている模様。また、2011年にはベルギーの国家警察が同国の[[FN>ファブリク ナショナル]]社ではなく、M&P9LTCLを採用し、5500挺の調達を決定した。アジア地域では台湾で老朽化した[[S&W 5904,6903>SW M39]]を置き換える為に4200挺のM&P9Cの購入を決定している。その他カナダ、オーストラリア、コロンビア、インドなどの法執行機関でも採用が進んでおり、S&Wのブランド力・セールス力が今なお健在であることを見せつける形となった。
民間市場では[[マグプル・ダイナミクス>マグプル・インダストリーズ]]で知られたクリス・コスタ氏が愛用していることもあり、スポーツシューティングの分野での人気が高まっているなど、蓋を開けてみれば官・民共に好調なセールスを記録しているようだ。
#br
|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|HERO ひろ|漫画|井川ひろゆき|イメージ映像|
|[[OPERATION7]]|−|−|項目参照|
|アースフォール JIU JITSU|映画|マイラ|−|
|[[アベンジャーズ]]|−|−|項目参照|
|[[アリスの照星]]|−|−|項目参照|
|ヴェノム|映画|警察官|−|
|[[ウォーキング・デッド]]|−|−|項目参照|
|エージェント・オブ・シールド|TVドラマ|エージェント・ウォード&br;エージェント・コールソン&br;ニック・フューリー|シールドの制式ピストルと思われる|
|[[エンド・オブ・ステイツ>エンド・オブ・ホワイトハウス#j47lsap3]]|−|−|項目参照|
|貴公子|映画|ユンジュ|[[サプレッサー>減音器]]装着|
|~|~|“貴公子”|冒頭で誘拐犯から奪う|
|~|~|誘拐犯一味|冒頭で使用|
|[[キャプテン・アメリカ]]|−|−|項目参照|
|グレンダイザーU|アニメ|弓さやか|4話&br;発砲なし|
|~|~|ナイーダ|さやかの物を奪い発砲|
|[[ケイン アンド リンチ2 ドッグ・デイズ>ケイン&リンチ#kanelync2]]|−|−|項目参照|
|コップクラフト|アニメ|デニス・エルバジの部下|3話|
|~|~|セマーニ人密輸犯|4話&br;発砲なし|
|~|~|ロナルド・チャン|12話&br;[[ホルスター]]から取り出すも発砲できず|
|~|~|ケイ・マトバ|12話&br;ロナルド・チャンが落とした物|
|ザ・コンサルタント|映画|組織の刺客|シルバースライド&br;デイナのアパート襲撃時に使用|
|[[ザ・シューター>スワガー・サーガ]]|−|−|項目参照|
|[[ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結>スーサイド・スクワッド#i5794ef0]]|−|−|項目参照|
|[[ジャック・リーチャー NEVER GO BACK>ジャック・リーチャーシリーズ]]|−|−|項目参照|
|ジュラシックS.W.A.T 対恐竜特殊部隊|映画|ルイス軍曹|発砲なし|
|[[ソードアート・オンライン]]|−|−|項目参照|
|[[ソルト]]|−|−|項目参照|
|[[ダイ・ハード/ラスト・デイ>ダイ・ハード]]|−|−|項目参照|
|[[ダイ・ハード/ラスト・デイ>ダイ・ハード#o19f6dc7]]|−|−|項目参照|
|[[ディビジョン]]|−|−|項目参照|
|[[トータル・リコール]]|−|−|項目参照|
|[[バトルフィールド ハードライン]]|−|−|項目参照|
|[[パニッシャー シーズン1>パニッシャー#z8cfc135]]|−|−|項目参照|
|[[フィアー・ザ・ウォーキング・デッド]]|−|−|項目参照|
|ブラインデッド|映画|マーラ・マディガン巡査|−|
|ブラッドバス|小説|入江 公彦|9mmコンパクトモデル|
|[[リコリス・リコイル]]| −|−|項目参照|
|[[ロボコップ]]|−|−|項目参照|
|[[ワールド・ウォーZ]]|−|−|項目参照|
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CENTER:このページの画像は[[Smith & Wesson社>http://www.smith-wesson.com/]]から転載しています。
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