*中央工業 九四式拳銃 [#vc795582]
|~全長|182mm|~重量|765g|~口径|8mm南部|~総弾数|6+1|~製造国|日本|

 南部麒次郎が設計した拳銃。戦車兵や航空機搭乗兵用の小型ピストルとして設計され、日本陸軍によって制式拳銃に選定された1934年が、皇紀2594年だったため九四式拳銃の制式名が与えられた。
 ハンマー内臓式で独立降下式のロッキング・ブロックが組み込まれ、整備時の事故をなくすため、弾倉を抜いた状態では撃発しないようマガジン・セイフティが取り入れられた。十四年式はジャム、不発、スプリング・撃針破損が多発したが、九四式拳銃はほとんど無事故でよく作動したという。しかし欠点も多い。コッキングピースが小さい上、リコイルスプリングが強力なため、初弾の争点にかなり力が必要であり、しかも特異な形状で小さいグリップは握りにくかった。
 
#br
|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|ジパング|漫画|中国人スパイ|−|

----
#pcomment


トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS