*軽機関銃/Light Machinegun [#ld900a28]
#author("2022-09-19T05:03:01+09:00","default:user","user")
*軽機関銃 / Light machine gun [#ld900a28]

 小銃弾を使用する、比較的軽量で個人で運搬可能な[[機関銃]]の総称。
 第一次大戦頃より開発され始め、拠点防御火器や歩兵支援用に活躍。三脚などの銃座を付けることで簡易[[重機関銃]]にもなる物は汎用機関銃(General Purpose Machinegun:GPMG)とも呼ぶ。
 [[小銃弾>口径#rifleammo]]を使用する、比較的軽量かつ個人レベルで携行可能な、歩兵と共に移動しつつ攻撃支援ができる[[機関銃]]の総称。
 第一次世界大戦直前のころより登場し、大戦中は歩兵支援や拠点防御に活躍。[[三脚>バイポッド]]などの銃座を付けることで簡易[[重機関銃]]としても使用される。
 第二次大戦までの軽機関銃は[[マガジン]]給弾式が主流だったが、ドイツの[[MG34>ラインメタル/マウザー MG34]]登場により、戦後開発された軽機関銃は[[汎用機関銃>GPMG]]のような[[ベルトリンク給弾>弾帯]]式が主流となった。また、[[自動小銃]]や[[突撃銃]]が主力歩兵銃として用いられるようになると、これらをベースとした軽機関銃バージョンも開発された。
 なお、本サイトでは汎用機関銃もひっくるめて軽機関銃で統一している。

 ドイツの[[MG34>ラインメタル/マウザー MG34]]や[[MG42>グロスフス MG42]]、アメリカの[[M60>サコー M60]]、ベルギーの[[ミニミ>FN ミニミ]]や[[MAG>FN MAG]]などがその代表格。
 黎明期から第二次世界大戦にかけては、イギリスの[[ルイス>BSA ルイスMkI]]や[[ブレン>エンフィールド ブレン]]、ソ連の[[DP>USSR DP]]、ドイツの[[MG34>ラインメタル/マウザー MG34]]や[[MG42>グロスフス MG42]]、戦後はアメリカの[[M60>サコー M60]]、ベルギーの[[ミニミ>FN ミニミ]]や[[MAG>FN MAG]]などがその代表格。

 >[[軽機関銃リスト>軽機関銃menu]]

 なお、[[ランボー]]を始めとするメディア作品では軽機関銃を一人で運用するケースが度々みられるが、消費弾数の多さや機関銃本体の重さにより射手の携行弾数だけでは機関銃として重要な継続的な火力を十分に発揮できないため、弾薬手や装填手を伴って運用されるケースが殆どである。ただし個人運用を目的とした[[分隊支援火器(SAW)>SAW]]は例外である。
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