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*寄生獣
RIGHT:講談社 1990年〜1995年『月刊アフタヌーン』連載
#author("2023-03-05T20:04:15+09:00","default:user","user")
*寄生獣 [#rd112c3d]
RIGHT:講談社 1990年〜1995年『月刊アフタヌーン』連載
RIGHT:著:岩明均
#contents
&size(20){''・ストーリー''};
人間が食物連鎖の頂点に立つ時代は、突然、終わった。
普通の高校生・泉新一は、未知の生物に右手を食われた。地球の生態系に突然現れたこの生物は通称・パラサイト。なんと人間を食料とする新種の寄生生物──人間の脳を食い、その人間の身体に寄生する知的生物──だった。
新一を襲ったパラサイトは、脳を奪うのに失敗し、右手に寄生してしまった。動揺する新一をよそに、右手は人間の言語や文化を学び、自らをミギーと名乗り、新一に共同生活を持ちかけてきた。お互いが生き続けるためには、他に選択肢はない。
勘の鋭い同級生・村野里美に怪しまれながらも、なんとかいつも通りの日常を過ごそうとする新一。しかし、教師として赴任してきたパラサイト・田宮良子にその正体を見破られてしまう。
街中に潜み人間を喰らうパラサイト達との戦いを余儀なくされた新一とミギー。パラサイト達が一大ネットワークを形成しつつある中、人間達もパラサイトへの反撃を始めようとしていた。
地球に生存を許される種は、人間か？パラサイトか？
&size(20){''・作品解説''};
1996年星雲賞コミック賞を受賞し、SF漫画の金字塔との呼び声も高いコミック。
まるでミカンの皮のように、人の頭がパックリと割れてパラサイトが正体を現す独特のグロテスクさが目を惹かれるが、ストーリーの底に根付き主人公を翻弄する「“悪魔”に最も近い生物は人間である」というテーマ性も、ただの勧善懲悪物語で終わらせない味わい深さを醸している。
まるでミカンの皮のように、人の頭がパックリと割れてパラサイトが正体を現す独特のグロテスクさが目を惹かれるが、ストーリーの底に根付き主人公を翻弄する「“悪魔”に最も近い生物は人間である」というテーマ性も、ただの勧善懲悪な物語で終わらせない味わい深さを醸している。
2005年にアメリカの映画会社が映像化権を獲得していた為、不朽の傑作にも関わらず日本では長らく映像化されることがなかったが、2013年に計画が頓挫し契約期間が終了したため、めでたく2014年、日本で「寄生獣」がアニメと映画で制作されることになった。
2005年にアメリカの映画会社が映像化権を獲得していた為、不朽の傑作にも関わらず日本では長らく映像化されることがなかったが、2013年に計画が頓挫し契約期間が終了したため、2014年に日本で「寄生獣」がアニメと映画で制作されることになった。
アニメは2014年10月、日本テレビ他で放映開始。ミギーの声優は平野綾。
実写映画は二部作で、前編が2014年11月、後編が2015年4月に公開される。監督は山崎貴、主演は染谷将太。ミギーの声とモーションアクターを阿部サダヲが務める。
両作品とも、舞台は1990年代ではなく現代という設定でアレンジされている。
実写映画は二部作で、前編が2014年11月、後編が2015年4月に公開された。監督は山崎貴、主演は染谷将太。ミギーの声とモーションアクターを阿部サダヲが務める。
両作品とも、舞台は連載当時の1990年代ではなく現代という設定でアレンジされている。
&size(20){''・パラサイトとは''};
突如地上に現れた謎の寄生生物。
幼生段階ではミミズ程度の大きさの生物だが、人の体内に入り込んで脳を喰らい奪うことで寄生し成虫となる。寄生された宿主は、首から上が完全にパラサイトの組織に置き換わる。
体組織全体が脳として思考し、学習能力が極めて高く、数日で人間の言語や生活習慣を習得し、社会に適応していくことが可能。人類の抹殺を使命としており、人間を捕食する。
まるでクレイアニメのように自由に姿を変形させることが出来、捕食時は頭全体を口に変えたり、戦闘時は身体の一部を刃物や盾のような形状に変形させ硬質化させることができる。
その体には骨がなく、まるでクレイアニメのように身体を自由に姿を変形させることが出来、捕食時は頭全体を口に変えたり、戦闘時は身体の一部を刃物や盾のような形状に変形させ硬質化させることができる。
弱点としては、首から下は人間の身体のままという点が挙げられる。宿主の心臓・血液を流用して生きている為、身体が致命傷を負うとパラサイト自身も死に至る。
パラサイトを殺害するには、[[ショットガン>散弾銃]]などの高威力の銃弾でボディを破壊するのが効果的。
そのためパラサイトを殺害するには、[[ショットガン>散弾銃]]などの高威力の銃弾でボディを破壊するのが効果的。
また、火炎や毒物を寄生部位に浴びせて体組織を死滅・混乱させ、自壊に追い込むのも有効なダメージを与える手段となっている。
作者によるとれっきとした地球生まれの生物とのこと。
**原作漫画「寄生獣」
物語終盤の戦闘に、自衛隊を連想させる対パラサイト部隊が登場するが、自衛隊では本来は配備されていない[[ショットガン>散弾銃]]や[[M16A2>コルト AR15A2]]などを使用している。
**原作漫画 [#l0247c10]
物語終盤の戦闘に、[[自衛隊]]を連想させる対パラサイト部隊が登場するが、自衛隊では本来は配備されていない[[ショットガン>散弾銃]]や[[M16A2>コルト AR15A2]]などを使用している。
また、パラサイト駆逐の為には民間人や仲間の犠牲も厭わない残虐な部隊として描かれ、結果として作中で語られる“悪魔”に極めて近い立ち位置の存在となっている。
現実問題に配慮して、作中で彼らが「自衛隊」と呼称される場面は一切ない。
#br
|使用者|銃器名|登場巻|備考|h
|制服警察官|[[ミネベア M60]]|3|2インチバレル&br;学校でパラサイトとの戦闘に使用|
|公安警察官|[[M16A2>コルト AR15A2]]|~|警視庁会議室で所持&br;発砲なし|
|暴力団組員|[[コルト ガバメント]]|4|事務所でパラサイトとの戦闘に使用|
|~|[[S&W M19>SW M19]]|~|2.5インチモデル&br;事務所でパラサイトとの戦闘に使用。発砲なし|
|~|[[S&W M19>SW M19]]|~|2.5インチモデル&br;事務所でパラサイトとの戦闘に使用&br;発砲なし|
|平間警部補|[[コルト ガバメント]]|6|公園でパラサイトとの戦闘に使用|
|刑事|[[S&W M10>SW M10]]|~|公園でパラサイトとの戦闘に使用|
|~|[[S&W M36>SW M36]]|~|~|
|~|[[ミネベア M60]]|~|~|
|~|[[コルト ガバメント]]|~|~|
|刑事|[[S&W M10>SW M10]]|~|公園でパラサイトとの戦闘に使用&br;4インチモデル|
|~|[[S&W M36>SW M36]]|~|公園でパラサイトとの戦闘に使用|
|~|[[ミネベア M60]]|~|公園でパラサイトとの戦闘に使用&br;3インチ後期型|
|~|[[コルト ガバメント]]|~|公園でパラサイトとの戦闘に使用|
|山岸二佐|[[M16A2>コルト AR15A2]]|7|[[M203>コルト M203]]付き&br;市役所でパラサイトとの戦闘に使用|
|~|[[フランキ スパス12]]|~|フック付きフォールディングストックモデル&br;市役所でパラサイトとの戦闘に使用|
|~|[[フランキ スパス12]]|~|フック付き[[フォールディングストックモデル>銃床]]&br;市役所でパラサイトとの戦闘に使用|
|対パラサイト部隊|[[89式小銃 折曲銃床式>豊和工業 89式小銃]]|7|市役所でパラサイトとの戦闘に使用|
|~|[[レミントン M870]]|~|ライト付きフォアエンド、ピストルグリップを装備したモデルも有り|
|~|[[レミントン M870]]|~|[[タクティカルライト]]付きフォアエンド、ピストルグリップを装備したモデルも有り|
|~|[[モスバーグ M500]]|~|フルサイズモデルの他、M500クルーザーも登場|
|~|[[フランキ スパス12]]|~|フック付きフォールディングストックモデル|
|~|[[フランキ スパス12]]|~|フック付き[[フォールディングストックモデル>銃床]]モデル|
|平間警部補|[[コルト ガバメント]]|~|市役所でパラサイトとの戦闘に使用|
|刑事|[[コルト ガバメント]]|~|発砲なし|
|浦上|[[モスバーグ M500]]|~|クルーザー&br;対パラサイト部隊の死体から拝借|
|刑事|[[S&W M36>SW M36]]|~|発砲なし|
|浦上|[[モスバーグ M500]]|~|クルーザー&br;対パラサイト部隊の物|
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***寄生獣リバーシ [#rd112c3d]
RIGHT:講談社 『コミックDAYS』連載
RIGHT:著:太田モアレ
#br
|使用者|銃器名|登場巻|備考|h
|刑事|[[ミネベア M60]]|4|2インチバレル&br;発砲できず|
|山岸二佐|[[9mmけん銃>自動拳銃/P220]]|5|訓練で使用|
|~|[[M16A2>コルト AR15A2]]|7,8|[[M203>コルト M203]]付き&br;市役所でパラサイトとの戦闘に使用|
|~|[[フランキ スパス12]]|8|フック付き[[フォールディングストックモデル>銃床]]&br;市役所でパラサイトとの戦闘に使用|
|[[自衛隊員>自衛隊]]|[[89式小銃 折曲銃床式>豊和工業 89式小銃]]|5,8|5巻では訓練&br;8巻では市役所でパラサイトとの戦闘に使用|
|~|[[レミントン M870]]|7,8|6巻で自衛隊が調達した物&br;レミントンM870は[[タクティカルライト]]付の物もあり&br;モスバーグM500はヒートシールド付&br;スパス12は[[フォールディングストックモデル>銃床]]|
|~|[[モスバーグ M500]]|~|~|
|~|[[フランキ スパス12]]|~|~|
|~|[[上下二連式散弾銃>二連式散弾銃]]|~|~|
|広川 樹(タツキ)|[[ミネベア M60]]|6,8|2インチ後期型&br;深見十三の物|
|捜査官|[[拳銃]]|7|[[ホルスター]]に所持&br;種別不明|
|深見 十三|[[水平二連式散弾銃>二連式散弾銃]]|7|市役所でパラサイトとの戦闘に使用|
|~|[[US M84スタングレネード]]|~|~|
|平間警部補|[[コルト ガバメント]]|8|市役所でパラサイトとの戦闘に使用|
**アニメ版「寄生獣 セイの格率」
**アニメ [#pad99c2b]
***寄生獣 セイの格率 [#fafdaa9a]
#br
|使用者|銃器名|登場話|備考|h
|ミギー|[[シグザウエル P220>自動拳銃/P220]]|4|旧モデル&br;ネット画像を元に自身の一部を変形させる|
|制服警察官|[[S&W M37 エアウェイト>SW M36]]|10|学校でパラサイトとの戦闘に使用|
|暴力団組員|[[USSR トカレフ]]|11|事務所でパラサイトとの戦闘に使用|
|平間警部補|[[S&W M5906>SW M39]]|18|−|
|刑事|[[S&W M37 エアウェイト>SW M36]]|18|−|
|対パラサイト部隊|[[MPS AA-12]]|19|−|
|刑事|[[USP>HK USP]]|20|−|
|山岸|[[MPS AA-12]]|20|−|
|~|[[B&T GL-06>BT GL-06]]|21|−|
|浦上|[[MPS AA-12]]|21|対パラサイト部隊の物|
#br
**映画版「寄生獣」
**映画 [#o425e402]
***寄生獣 [#gcd0c8ac]
対パラサイト部隊が、自衛隊を彷彿とさせる迷彩服姿の戦闘員ではなく、[[SAT]]隊員に改変されている。
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|使用者|銃器名|登場話|備考|h
|制服警察官|[[S&W M37 エアウェイト>SW M36]]|前編|学校でパラサイトとの戦闘に使用|
|平間警部補|[[S&W M37 エアウェイト>SW M36]]|後編|公園でパラサイトとの戦闘に使用|
|刑事|[[S&W M37 エアウェイト>SW M36]]|~|~|
|山岸|[[ベネリ M3]]|~|ショーティモデル&br;市役所でパラサイトとの戦闘に使用|
|SAT隊員|[[ベネリ M3]]|~|~|
|使用者|銃器名|備考|h
|制服警察官|[[S&W M37 エアウェイト>SW M36]]|学校でパラサイトとの戦闘に使用|
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//***寄生獣 完結編
//#br
//|使用者|銃器名|備考|h
//|平間警部補|[[S&W M37 エアウェイト>SW M36]]|公園でパラサイトとの戦闘に使用|
//|刑事|[[S&W M37 エアウェイト>SW M36]]|~|
//|山岸|[[ベネリ M3]]|ショーティモデル&br;市役所でパラサイトとの戦闘に使用|
//|SAT隊員|[[ベネリ M3]]|~|
#pcomment
