*COP .357 MAGNUM [#m4055823]
#ref(cop357.jpg,center,nolink,COP357(ガスガン))
|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|141mm|770g|[[.357Magnum&br;.38spl&br;(.22LR)>口径]]|4|アメリカ|

 アメリカ 南カリフォルニアのCOP社が開発したペッパーボックス[[ピストル>拳銃]]の一種で、[[デリンジャー]]にも分類される。開発・販売開始の時期は明らかではないが、1977年頃には出回り始めていたと伝えられる。ちなみにCOPとは『Compact Off-duty Police』の略で、訳せば『警官の非番用小型拳銃』。少々こじつけっぽいが、ネーミングからしても警官のバックアップ用を意識していたことがうかがえる。
 スタイルは独特で、『ミニサイズの[[4連装ロケットランチャー>US M202A1]]のよう』と評する向きもある。中折れ式の4本のバレルをコンパクトに束ねており、それぞれにファイアリングピン(撃針)など独立した発射機構を持っている。[[ハンマー]]などはなく、[[ダブルアクション]]オンリー。トリガーを引くたび、正面から見て反時計回りの順番に弾丸が発射される。またマニュアルセフティは装備されておらず、ダブルアクション オンリーの重いトリガーでセフティを兼ねている。

 一見携帯に便利なようだが、マグナム弾を横に2列並べた厚みがネックで、「ポケットに隠し持って」とまではいかないらしい。また、やや小柄に過ぎるグリップや軽量なことが災いして、強力な.357マグナム弾のリコイル(反動)を吸収しきれず、これに非常に重い[[トリガープル]]も加わって、コントロールは相当厳しい。位置もクセも異なる4本のバレルから弾が出るため、狙いもつけにくい(狙って当てるタイプの銃ではないが)。
 ユニークなモデルではあったが、他にも中小企業の悲しさで今ひとつ洗練されていない部分が数あり、1980年代末には哀れ生産中止となってしまった。
 しかし、その唯一無二の個性的なルックスからメディア上での人気はなかなか高く、今でも時折、映像作品の中でその勇姿(?)を見ることができる。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[GALACTICA/ギャラクティカ]]|−|−|項目参照|
|[[TIME/タイム]]|−|−|項目参照|
|trash.|漫画|許斐美能子|発砲無し|
|~|~|村雨幽記|美能子から強奪|
|[[ガンスミスキャッツ]]|−|−|項目参照|
|キディ・グレイド|アニメ|リュミエール|−|
|[[キャプテン・アメリカ]]|−|−|項目参照|
|巨神ゴーグ|アニメ|レイディ・リンクス|−|
|[[屍姫]]|−|−|項目参照|
|[[バッドボーイズ]]|−|−|項目参照|
|[[パンプキン・シザーズ]]|−|−|項目参照|
|ブレードランナー|映画|リオン・コワルスキー|2発同時発射仕様|
|[[マトリックス]]|−|−|項目参照|
|[[モンスター]]|−|−|項目参照|
|[[裸者と裸者]]|−|−|項目参照|
|[[ローグアサシン]]|−|−|項目参照|
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CENTER:このページの画像は[[マルシン工業>http://www.marushin-kk.co.jp/]]から転載しています。
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