- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
*GDR MPi-KM【突撃銃】
#ref(800px-MPi_KmS_72.jpg,center,60%,MPi-KMS72)
|モデル|全長(伸長時)|重量|口径|装弾数|連射速度|発射形式|製造国|h
|~MPi-K|870mm|4.3kg|[[7.62mm×39>7.62mm x39弾]]|30|620発/分|S/F|東ドイツ|
|~MPi-KM|876mm|4.2kg|~|~|~|~|~|
|~MPi-KMS72|895(680)mm|3.5kg|~|~|~|~|~|
|~MPi-AK74N|940mm|3.45kg|[[5.45mm×39>5.45mm x39弾]]|30|600〜650発/分|~|~|
MPi-KMはドイツ民主共和国（東ドイツ）が製作した[[AK47>USSR AK47]]のライセンス生産モデルの改良型で、MPi-KMはMaschinenpistole-Kalashnikova Modernisierungの略称である。その名から分かるとおり、東ドイツでは[[突撃銃]]ではなく、[[短機関銃]]という扱いで開発・配備されていた模様((事情は異なるが、[[StG44>ハーネル Stg44]]も当初はMP44の名称で配備されている。))。
東ドイツは当初、ソ連から供与されていたAK47と、ライセンス生産モデルの「MPi-K（Maschinenpistole-Kalashnikova）」を使用していたが、同国軍が1969年に同モデルの改修型として開発・採用したのが、「MPi-KM」である。
MPi-KMでは、グリップの形状を変更し、[[ストック]]を旧モデルのブナ材製から、滑り止めや反射防止用とされる無数のイボを両サイドにモールドした樹脂製のものに変更している((同様のイボ付き樹脂製ストックはMPi-Kでも、一部生産型ですでに採用されている))。生産当初はMPi-Kと同様、[[ハンドガード]]はブナの単板製であったが、1980年代以降はハンドガード下部がストックと同様の樹脂製に変更された。[[AKM>USSR AKM]]とほぼ同設計の[[スチールプレス>プレス加工]]製のレシーバーや、発砲のブラストを斜め上方に逸らすよう、斜めに切り落とされたマズルデザインなど、AKMのコピーと見られるが、直接の関係は無いとされる。
「MPi-KMS72」は1972年に空挺部隊・戦車兵向けとして採用されたモデルで、MPi-KMにサイドフォールディング式のスチール製ワイヤーストックを取り付けている。ストックは右サイドに折り畳む設計だが、折り畳んだままでもセレクターレバーの操作が可能であったため、AKMSよりも使い勝手がよかったとされる。このワイヤーストックは後年、ルーマニアやポーランドのAKクローンにも採用されている。
多くのMPi-Kの系列銃は、東西ドイツの統一によりほとんどが廃棄され、他国への供与などで第三国に流出した。このため、90年代の東欧を始め、中東やアフリカなどの紛争地帯で、正規兵や民兵、[[PMC]]を問わず、現在に至るも広く使用されている。
ソ連で[[AK-74>USSR AK74]]が登場してからは、同様に[[5.45mm x39弾]]仕様である「MPi-AK74N」も製造された。同銃には、MPi-KMS72と同型の折り畳み式ワイヤーストックを備えた「MPi-AKS74」や、[[カービン>騎兵銃]]モデルの「MPi-AKS74NK」などのバリエーションも作られている。
ソ連で[[AK-74>USSR AK74]]が登場してからは、同様に[[5.45mm×39弾>5.45mm x39弾]]仕様である「MPi-AK74N」も製造された。同銃には、MPi-KMS72と同型の折り畳み式ワイヤーストックを備えた「MPi-AKS74」や、[[カービン>騎兵銃]]モデルの「MPi-AKS74NK」などのバリエーションも作られている。
|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[アルティメット]]|−|−|項目参照|
|[[コンビニDMZ]]|−|−|項目参照|
|[[ハート・ロッカー]]|−|−|項目参照|
|[[迷彩君]]|−|−|項目参照|
|[[メダル オブ オナー]]|−|−|項目参照|
#hr
CENTER:このページの画像は[[ウィキメディアコモンズ>http://commons.wikimedia.org/wiki/File:MPi_KmS_72.jpg]]から転載しています。
CENTER:転載に関しては、転載元の転載規約に従って行ってください。
#hr
----
#pcomment
