- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
*小銃 / Rifle [#qf4ac9b4]
ライフル弾を使用する銃の総称。広義的には[[騎兵銃]]、[[自動小銃]]、[[突撃銃]]も含むが、狭義的に「連射能力が無い(あるいは乏しい)銃」を指す事が多い。
大(きい)砲との対比で小(さい)銃と言われているため、小銃といっても[[拳銃]]や[[短機関銃]]よりは大きい。銃器全般を表すSmall Armsの訳語から転じたものといわれる。また、英語のRifle(ライフル)が銃身に旋条(ライフリング)を施された小銃だけを指すのに対し、日本語でいう小銃は旋条のないマスケット銃(滑腔式小銃)も含む。
19世紀半ばに登場したいわゆる「ライフル銃」は、銃身内に旋条が施された事で、射程や弾道の安定度が飛躍的に向上した小銃だった。それ以前の弾幕程度の効果しかなかった銃とは一線を画し、各国はこぞってライフル銃を採用、それ以後の戦争(第二次大戦辺りまで)の歩兵主力火器となった。
第二次大戦後、技術の発達により、発砲時のエネルギーを利用して次弾を自動的に装填する[[自動小銃]]や[[突撃銃]]の登場すると、手動式の[[ボルトアクション]]小銃は主力火器の座からは降りることとなった。
しかし、ボルトアクションは、自動式に比べて構造が単純ゆえ、低コストで高精度を保てるため、猟銃や[[狙撃銃]]などの精度が求められる際の銃として未だに使用されている。
大戦中の火器としては[[三八式歩兵銃>小銃/東京砲兵工廠 三八式歩兵銃]]、[[Kar98K>小銃/マウザー Kar98K]]、[[モシンナガン M1891>小銃/ロシア帝国 モシンナガンM1891]]、[[リー・エンフィールド>小銃/RSAF リー・エンフィールド]]。この4つで4大ボルトアクション機構として分類されることもある。
大戦中の銃としては[[三八式歩兵銃>小銃/東京砲兵工廠 三八式歩兵銃]]、[[Kar98K>小銃/マウザー Kar98K]]、[[モシンナガン M1891>小銃/ロシア帝国 モシンナガンM1891]]、[[リー・エンフィールド>小銃/RSAF リー・エンフィールド]]。この4つで4大ボルトアクション機構として分類されることもある。
大戦後の銃としては[[レミントン M700>小銃/レミントン M700]]などが有名。
----
#pcomment