*ステアー GB / Steyr GB 【自動拳銃】 [#kb765865]
#ref(steyr_gb.jpg,center,nolink,ステアー GB)
|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|216mm|845g|[[9mm×19>口径]]|18+1|オーストリア|
|216mm|845g|[[9mm×19>口径#AutoAmmo]]|18+1|オーストリア|

 1970年代、オーストリア軍は老朽化した[[ワルサー P38]]の代わりとなる[[自動拳銃]]の開発を、ステアー・ダイムラー・プッハ(現[[ステアー・マンリッヒャー>ステアー]])社に依頼。ロガック P-18の失敗を糧にして、1981年に完成したのがGB(Gas Bremse,英:Gas Brake)である。
 スライド先端内部とバレル外面をガスチャンバーとして利用する、ガス圧ロック方式を採用している。そのためポリゴナルバレルはフレームに固定されており、[[ショートリコイル]]方式に比べ精度が高い。それだけでなく、ガス圧ロック方式では部品数を少なくできるため、信頼性も高い。他にも、トリガー周りに[[ポリマー>ポリマーフレーム]]素材を使用するなど先進的な技術を導入している。[[ダブルカラム]]による装弾数18発の大容量と、フレームが単純な[[プレス加工]]品で作られているため、大量生産に向いているのが売り。
 しかし、1983年に行われたオーストリア軍の軍用ピストル選定では[[グロック 17]]に破れ、結局1988年には製造中止、営業的にみて成功作とはいえなかった。((手に触れるスライド部が高温の発射ガスにさらされる為、スライドが過熱しやすい不具合があったと言われている。))

 ちなみに、ロガック(ローギャック) P-18というのはアメリカで生産されていた[[拳銃]]。外見・機構はGBと酷似しているが、[[ロストワックス]]製法のステンレス製で、品質はきわめて粗悪。いくらも撃たないうちにあちこちでガタが生じ、試射したレポーターが頭に来て地面に叩きつけたとさえ伝えられる。
 詳細は不明ながら、システムの開発者がパテントを売却する際にトラブルがあり、類似しながら全く別の拳銃が生産されることになってしまったと言われている。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|B-DASH|漫画|−|タナトスの密輸品|
|[[アンジェリカル ペンデュラム]]|−|−|項目参照|
|[[ガンスミスキャッツ]]|−|−|項目参照|
|[[ガンスリンガー・ガール]]|−|−|項目参照|
|[[今日からヒットマン]]|−|−|項目参照|
|スナイパー(2009年)|映画|タオの手下|終盤で所持&br;発砲無し|
|スナッチ|映画|ソル|レプリカ(水鉄砲)|
|[[スプリガン]]|−|−|項目参照|
|[[ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌]]|−|−|項目参照|
|[[ピースメーカー]]|−|−|項目参照|
|[[ミッション:インポッシブル]]|−|−|項目参照|
|麻雀飛翔伝 哭きの竜 外伝|漫画|三上信也|−|
|[[モンスター]]|−|−|項目参照|
|ルーキー|映画|アッカーマン|−|
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