弾丸発射時に銃身内に発生する燃焼ガスの圧力と反動を利用してスライド(ボルト)を後退させる事により、チャンバー内に残った空薬莢を排出し、次の弾丸を薬室に装填させる作動方式。
単に「ブローバック」と言う場合は、リコイルスプリングの力とスライド自身の重量だけで反動を支えるシンプル(ストレート)・ブローバック方式の事を指す事が多い。拳銃の場合、マカロフやFN M1910など比較的弱い弾薬(.380ACP以下が目安)を使用する自動拳銃に採用される事が多い。
チャンバーの開放を遅らせる機構を備えたディレード・ブローバックもブローバック方式の一つであり、シンプル・ブローバックよりも強力な弾薬を使用する場合に採用される事が多い。例としてH&KのMP5?やFN ファイブセブン等が挙げられる。
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