宇宙航海士リプリー(Ripley)と残虐な宇宙生物の戦いを描くサイエンスフィクション。後にシリーズ化され、現在パート4まで制作されている。
1作目こそSFホラーとして製作されたが、続編が制作されるごとにそれぞれの監督の個性が前面に出て、色合いが大きく違っているのが特徴。特にアクション性が強いのが、『ターミネーター』のジェームズ キャメロンが監督した『エイリアン2(原題:Aliens)』。「今度は戦争だ!(This time it's War!)」のキャッチコピーのとおりミリタリー色が加わり、前作では狩られるばかりだった人間側が重火器を手に立ち向かう内容で、爆発的人気を得た。
公開後20年を経た今でも人気は高く、ゲームやトイなどのさまざまな関連商品の新作が発表されている。2004年には、エイリアンとプレデターが戦うというアメリカンコミックス原作のクロスオーバー作品「エイリアンVS.プレデター」も作られた。
M41A パルスライフルはトンプソン?を中心に製作され、30mmグレネードランチャーという設定の部分にはレミントン M870が入り、スパス12から流用したハンドガードとフォアグリップで覆われている。M56A2 スマートガンはMG42をベースにしたカスタムプロップガン。M240A1 火炎放射器はM16から型取りしたパーツ(キャリングハンドルやレシーバーまわり)や、M203装着用M16の放熱ガード等のパーツを組み合わせて製作されたプロップガンである。
ちなみにパルスライフルやスマートガンは「ケースレス弾」を使用している設定であるが、後半でエイリアンクイーンと対峙したリプリーがパルスライフルを撃つ時は、なぜかきちんと排莢していた……。
本作のキーワードの一つである連邦植民地海兵隊。日本では馴染み易い”宇宙海兵隊”の名称が一般的であるが、正式名称は植民地海兵隊(Colonial Marines,Colonial Marine Corps)である。この当時(エイリアン1〜3)の軍は、植民地惑星開拓事業を推し進めるウェイランド=ユタニ社と提携を結んでおり、会社が開拓作業をする際の惑星防衛を担当するのがこの海兵隊の任務となる。
また、海外オンリーで「Aliens:Colonial Marines Technical Manual」という、植民地海兵隊だけを特集した本も出版されている。小隊・分隊の編成や戦闘隊形、アサルトライフル・分隊支援火器の分類、連邦軍事輸送艦や装甲兵員輸送車、強襲揚陸艇の紹介ページなどが記載されていると思われる(無論、全部英文なので詳細は不明)。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
E.リプリー | M41A パルスライフル? | 30mmグレネードランチャー装備 |
M240A1 | 火炎放射器 後半でパルスライフルとテープで束ねて使用 | |
D.ヒックス | M41A パルスライフル? | 30mmグレネードランチャー装備 |
イサカ M37 | ピストルグリップ | |
W.ハドソン | M41A パルスライフル? | 30mmグレネードランチャー装備 |
J.バスクェス | M56A2 スマートガン | M250 10mm×28 ケースレス弾 |
M41A パルスライフル? | 30mmグレネードランチャー装備 | |
SW M39 | 中盤のダクト内部で使用 | |
ゴーマン | HK VP70 | 中盤のダクト内部で使用 |
M.ドレイク | M56A2 スマートガン | M250 10mm×28 ケースレス弾 |
M240A1 | カートリッジ式火炎放射器 | |
A.アポーン | M41A パルスライフル? | 30mmグレネードランチャー装備 発砲無し |
M240A1 | カートリッジ式火炎放射器 フロストから借用 | |
R.フロスト | M240A1 | カートリッジ式火炎放射器 |
HK VP70 | − | |
C.ディートリッヒ | M240A1 | カートリッジ式火炎放射器 |
ウィアズバウスキー | M240A1 | カートリッジ式火炎放射器 |
T.クロウ | M41A パルスライフル? | 30mmグレネードランチャー装備 発砲無し |
フェッロ | HK VP70 | 発砲無し |
− | M42A スコープライフル | 劇中未登場 |
これといった銃火器無しにエイリアンといかに対峙するのかが『3』のミソなのだが、映画後半に惑星フィオリーナ161に降り立つエイリアン捕獲部隊がパルスライフルを所持している(若干、発砲シーンもある)。植民地海兵隊の装備は基本的には現在の米軍装備に酷似しているのに対し、この捕獲部隊はAPEスーツにホッケーマスクのようなヘッドギアを装着しており、独特な美術観を表現するのに一役買っている。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
エイリアン捕獲部隊 | M41A パルスライフル? | カウル部が金属製 |
本作に登場する銃器は(一部を除いて)完全に映画オリジナルのプロップガンとなる。また、弾道の軌跡が曳光弾のように目視できるが、ビーム兵器ではない。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
− | コルト M1911 | ネットオークション(通販?)に出品 |
2004年、巨大企業ウェイランド社は南極大陸の地下に謎の遺跡を発見。最高経営者チャールズ ビショップ ウェイランドは女性冒険家アレクサ“レックス”ウッズ ら専門家を招集し、現地調査に乗り出す。しかし、そこは未知の宇宙生物が戦う巨大な『闘技場』だった.........。
エイリアン、プレデターの名は冠しているものの、両シリーズとストーリー上のつながりはない、言わば『夢の対決』編。元はコミックで、アメコミではお約束の「クロスオーバー」タイトルである。映画化以前にカプコンやFox Interavtive社などから同名のゲームがリリースされている(前者はベルトスクロールアクション、後者はFPS)
内容的には、結構いいキャラがそろっているのにろくな活躍もないままあっさり殺されたりと、ちょっと惜しい展開。しかし『エイリアン2』でビショップ役を演じたランス ヘンリクセンが、エイリアンシリーズでおなじみ「ウェイランド社」と共に、そのCEO役として登場し、旧作品との世界背景のつながりを感じさせる、心憎い演出もある。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
マックスウェル スタッフォード | HK G36C | フラッシュライト装着 緑光レーザーサイト装着 |
マーク ヴァーハイデン | IMI デザートイーグル | シルバーモデル |
HK G36C | フラッシュライト装着 緑光レーザーサイト装着 | |
グレアム ミラー | IMI デザートイーグル | ヴァーハイデンの物 エイリアンに捕まった後、 卵から湧き出てくるフェイスハガーを射殺する際に使用 |
アレクシア ウッズ | IMI デザートイーグル | ヴァーハイデンの物 エイリアンに寄生されたセバスチャンを射殺する際に使用 |
ジョー コナーズ | HK G36C | フラッシュライト装着 緑光レーザーサイト装着 |
ラスティン クィン | IMI デザートイーグル | シルバーモデル 緑光レーザーサイト装着 |
アデール ルソー | ベレッタ M84 | シルバーモデル フェイスハガー出現時に1発使用 |
ウェイランド社私兵部隊 | IMI デザートイーグル | シルバーモデル 緑光レーザーサイト装着 |
HK G36C | フラッシュライト装着 緑光レーザーサイト装着 |
時期としては恐らく前作の少し後?(もしくは現代)のアメリカの田舎町ガリソンを舞台に、
エイリアンとプレデターの融合種『プレデタリアン』(エイリアン80%、プレデター20%)と、
それを追って飛来した『ザ・クリーナー』(従来のプレデターよりも狡猾かつ重武装の証拠隠滅役)の壮絶な戦いがガリソンの住民を巻き込んで繰り広げられる。
前作に出てきた銃が使用者が大企業の私設部隊という事で主にヨーロッパ系が中心だったのに対し、こちらはアメリカの田舎町が舞台という事でショットガンやハンティング用のライフル、コルト M4などアメリカ製の銃器が多い。
また本作ではショットガンタイプのプラズマキャノンが登場し、終盤では大いに活躍を見せている。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
アンドリュー フロスティー ハリソン | M4A4 ハンドガン | 徹甲弾と炸裂弾 |
ショットガン | 放熱ジャケット バックショットとスラッグショット | |
M41A パルスライフル? | 30mmグレネードランチャー装着 | |
M56A2 スマートガン | M250 10×28mm ケースレス弾 | |
M240A1 | 火炎放射器 | |
M6B ロケットランチャー | 自動追尾弾もあり | |
M92 グレネードランチャー | EMP(対プレデター)弾 炸裂弾 地雷弾 追尾弾 | |
M90 ミニガン | − | |
WY102 スナイパーライフル | − |
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