全長 | 1035mm | 重量 | 4.71kg | 口径 | (調査中) | 総弾数 | 1 | 製造国 | ソビエト |
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ソビエトが1972年に制式採用した歩兵携帯用の短距離SAM(地対空ミサイル)発射装置。NATOでの呼称は『SA7 グレイル』。
誘導装置に技術的欠陥があり、特にIRパッシブ赤外線式の探査装置はひどい物だった。例えば探査器の20°範囲内に太陽があった場合、太陽を追跡対象と判断してしまう。 また水平発射した場合、太陽光で温度が上がっている岩肌などにも反応してしまう始末であった。 このような問題の解決の結果、探査装置を改良した9K34ストレラ3(SA14 グレムリン)ミサイルが開発される事となる。
しかし欠点はあったものの、他に代用品が無かったためかグレイルは大量に生産され、4連装の艦艇搭載型(SA-N-5)をはじめ、Mi2MやMi24の空対空兵器としても使用されている。
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