H&K XM25【擲弾発射器】

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全長重量口径装弾数発射形式製造国
不明5.45kg25mm×596Sアメリカ

 2003年度にOICW計画が凍結された後、ランチャー部分を分離させ独自に開発を続けていった擲弾発射器。XM29の試作段階で製作された20mmグレネードランチャーを参考に、一回り大きい25mmグレネード砲弾を使用する。これはXM302や現在米軍で試作中の新型装甲車の砲塔に使用するものと同じ物を使っている。砲弾には空中炸裂型以外にも着発榴弾や徹甲榴弾、フレシェット弾も用意され汎用性も高い。

 FCS(火器管制装置)を組み込み、敵との距離を計測し同時に砲弾に距離をプログラム、一定の回転数に達すると爆発するエア・バースト・グレネード機構に対応している。またまっすぐ発射するため特殊な照準機や訓練を必要としないのも特徴。射程距離は最大で700m近く。上部スコープには暗視装置やフラッシュライトも組み込まれている。
 また、プルバップ方式を取りマガジン装填式の構造をしているため他のグレネードランチャーより再装填が早く、制御もしやすい利点がある。
 しかしFCSやバッテリーの簡易化と言うXM29時代からの問題はいまだ解決していると言いがたく、現在でも採用のめどは立っていない。

 現在でも米軍では運用試験が進められている。不発率の高いM203を代替する意味もあるようだ。

登場作品ジャンル使用者備考
メタルギアソリッド4項目参照

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