ロストワックス
- 日本だと少し前の話だがフェンシング・フルーレの太田選手の剣(フルーレ)のグリップがロストワックス製法で作られていたな。 --
- 銃器の世界じゃ低く見られがちだけど、芸術の世界じゃロストワックスは評価が高いんだよな。確か、ロダンの考える人もロストワックスだったはず。 --
- 単にルガーが使ってるのが有名だからだろう。どっちかというと3Dプリンタとかに近いコストの高いやり方なんで普通はこっちの方が質高いのは当然なんだけどね。 --
- 3Dプリンタを使うとかなり複雑なワックス原型でも短時間で造れるので、逆に低コストにもなり得るんですよ。というか、3Dプリンタのコストは体積や製品高さにだいたい比例するから、複雑な部品や小さい部品なんかは既存の工法より安くなる。 --
- それは3Dプリンタと組み合わせた場合の話だろ。ルガーは1970年代からこれでやってるんだから・・・そうじゃなくて安く出来るから製法として安っぽいというものではなく、技術としては普通にレベルや品質が高いものだって話さ。これ使って誰でも安く上げられるんならどのメーカでも使うからね。 --
- ↑金型作りに3Dプリンタを使えばより高精度低コストに持っていけるとされているのは確だが、たぶん↑2が言いたいのはそう言うことではないと思うが まぁコストの高低ってのも相対的なもんだし、大量生産の上でロストワックスは切削よりは低コストでも、プレスと比較すればコストは高いのよね --
- おっとすまん↑2と↑3な --
- もし今後新拳銃を国内で生産するならこの方法で生産すればいいのにね。市街地や閉所での戦闘が今後増えると思うから、そこそこの質で比較的安く済む拳銃の導入が必要になってくるんじゃない? --
- だからそういう「そこそこの品質のものをそこそこ安く作れる」手法ではないという話を上でしてるのに・・・ルガーはうまい事安くつくように工夫してるだけで、本来切削とかプレスより滑らかな仕上げをするための手法だから使えば安くなるってもんではないんだよ。 --
- この製法をうまく使える設計をしていることがすごいってことですね --
- 精度の高い鋳物って言っちゃうから鋳物のイメージに引っ張られるのかもな --
- まぁ当のアメリカでさえルガーが使ってるから安物、弱いんじゃない、って言われるからなぁ。実際はパラオードナンスとかロックアイランドとかの1911でも使われてる、れっきとした高品質仕上げの為の手法なんだけどね。 --
- 鋳造は重量比の強度で劣るのは確か…直方体の圧延ブロックから削り出すのに比べればの話だけど そんな削り出し工法やったら確実に価格はゼロが1個は増える 精度面だと鋳造の方が基本的に質が高いよ --
- 日本国内じゃコンピュータ数値制御(CNC)とマシニング・センタが蔓延しつくしてるから、新たにロストワックス製法の設備を取り入れる度胸があるかどうか…日本で銃器を大量生産なんて望み薄なんだし --
- それは日本に限った話じゃないと思うがね。現に銃器の世界でもメジャーには使われてないんだから。日本でアップルのような会社が生まれないのは何故かとか言ってるようなもんだろ、実際の所海外にもそんなに無いんだから・・・ --
- 89式のフロントサイトはこの製法だね --
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