USSR 9K32「ストレラ2」 / СССР 9К32 “Cтрела-2” 【地対空誘導弾】

9K32
全長重量口径装弾数製造国
1035mm4.71kg72mm1ソビエト

 ソビエトが1972年に制式採用した歩兵携帯用の短距離SAM(地対空ミサイル)発射装置。NATOコードは「SA7 グレイル」。
 誘導装置に技術的欠陥があり、特にIRパッシブ赤外線式の探査装置はひどい物だった。例えば探査器の20°範囲内に太陽があった場合、太陽の方を追跡対象と判断してしまう。また水平発射した場合、太陽光で温度が上がっている岩肌などにも反応してしまう始末であった。このような問題の解決の結果、探査装置を改良した9K34ストレラ3(SA14 グレムリン)ミサイルが開発される事となる。
 しかし欠点はあったものの、他に代用品が無かったためかストレラは大量に生産され、4連装の艦艇搭載型(SA-N-5)をはじめ、Mi2MやMi24攻撃ヘリの空対空兵器としても使用されている。


画像"sa7.jpg"は Operation Flashpoint の画像です。
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最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • COD BOにも登場する。 -- 2013-10-07 (月) 02:17:27
  • 口径は70mmだよ -- 河辺正三? 2015-09-21 (月) 21:48:28
  • 72mmでないの?ソース露語Wiki。 -- 2015-09-21 (月) 22:09:46
  • 「ロシア特殊部隊 スペツナズ」の「チェチェン・ウォー」で「スティンガーなんかよりストレラ2Mがいい(要約)」との台詞があったのですが、スティンガーに対する利点はなにかあるのでしょうか?作中描写では『太陽に対してブレイクしたSu-24に対して正確に機体を追い続ける』という本稿の内容とは矛盾する性能を発揮していました。 -- 2015-10-18 (日) 22:41:33
  • ↑改良型はこれまでの問題点をほぼ解決、スティンガーよりも安いとか? -- 2015-10-19 (月) 00:56:04
  • 映画ですし -- 2015-10-19 (月) 01:31:13
  • ↑×2 改良型の9K38イグラは1セット6~8万ドル。スティンガーは3.8~4万ドルぐらいのようです。イグラの方が倍近く高いようですね。性能はほぼ変わらないのに…。 -- 2015-10-20 (火) 22:14:56
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Last-modified: 2023-12-11 (月) 17:45:09 (134d)