#author("2023-12-22T12:01:01+09:00","default:user","user") *川崎重工 01式軽対戦車誘導弾 【対戦車誘導弾】 [#ib110eb1] #ref(Dsc_3556_m.jpg,center,nolink) #br |全長|総重量|誘導方法|製造国|h |860mm|17.5kg|赤外線誘導方式|日本| [[陸上自衛隊>自衛隊]]が2001年から配備している[[対戦車火器>対物火器]]。機甲戦闘用に配備されたもので、[[84mm無反動砲（カールグスタフ）>FFV M2]]の後継として開発された。略称は「LMAT」、部隊レベルでは「01（マルヒト）」、あるいは「軽MAT（マット）」とも呼ばれている。 対戦車ミサイルとしては[[アメリカ陸軍]]の[[ジャベリン>ロッキードマーチン ジャベリン]]などと同じ『第3世代』に属し、赤外線画像誘導を採用することで『撃ちっ放し(Fire-and-Forget)』能力を備えた点が最大の特徴。このため、射手は発射直後に射点を離れることが可能となり、生存性が大きく向上した。 ミサイルの輸送コンテナを兼ねた使い捨ての発射筒と、再使用可能な発射機から構成されており、発射筒を交換することで、毎分4発の発射が可能。誘導には、目標（戦車）の上面装甲を攻撃するダイブモード（トップアタック）と、目標まで直進・突入する低伸弾道モード（ダイレクトヒット）の2種類の攻撃モードが用意されており、タンデム弾頭（二重弾頭）を備えることでリアクティブ・アーマー（反応装甲）にも対応できる。 発射時のバック・ブラスト（後方への爆風）も抑えられているため、トーチカなどの閉鎖空間からの発射も可能。陸上自衛隊の軽装甲機動車からの発射も考慮されている。 無誘導の84mm無反動砲と比べると、命中率は向上し、射程も大きく延長している((2km程度と言われているが、公式には射程は未公表。))。総重量も17.5kg((ミサイル本体は9kg。発射筒込みで11.4kg。))と、ジャベリンなど諸外国のミサイルはもちろん、84mm無反動砲と比べてもかなり軽くまとめられている。 一方で、榴弾や照明弾も発射できる84mm無反動砲と比べると汎用性では劣り((一応、01式も車両の他、トーチカなどの固定目標も攻撃できるとされている。))、発射筒が大きくかさばる、調達価格が1セットあたり2600万円と高価など、一長一短がある。 それでも更新は進んでおり、平成21年度予算までに、計1034セットが調達された。 |登場作品|ジャンル|使用者|備考|h |Re:CREATORS|アニメ|メテオラ・エスターライヒ|第1話にて魔法で召喚して使用((物自体は事前に自衛隊基地から盗んだ物が第5話にて判明))| |ディバイデッドフロント|小説|筒井 彩|−| |ハカイジュウ|漫画|特殊生物対策部隊（黒の軍隊）隊員|−| |[[裸者と裸者]]|−|−|項目参照| |ルーントルーパーズ|小説|久世３尉|5巻| #hr CENTER:当ページの画像は有志によって撮影されたものであり、著作権はその撮影者にあります。 CENTER:転載は著作権法に反しない範囲での使用に限り認められます。 #hr ---- #pcomment
