96時間 / Taken †
・作品解説
『バットマン ビギンズ』で卓越したアクションを見せたリーアム・ニーソンが、本格的なアクションに挑んだクライムアクションシリーズ。『ジェイソン・ボーン』シリーズを彷彿させるキレのあるマーシャルアーツが必見で、2015年にはシリーズ最終章となる「96時間/レクイエム」が公開された。
96時間 (原題:Taken) †
2009年、フランス映画
監督:ピエール・モレル
・ストーリー
元CIA工作員のブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)は離婚した妻レオーナ(ファムケ・ヤンセン)の元で暮らす娘のキム(マギー・グレイス)と会うことを楽しみとしながら元同僚から斡旋されるボディーガードの仕事をして暮らしていた。
キムが17歳の誕生日を迎えてしばらくしたある日、友人と二人で海外旅行に出かけたキムが滞在先のフランスで何者かに誘拐されてしまう。
誘拐される直前のキムからの電話と元同僚の協力で得られた情報から、誘拐犯はアルバニア人で構成される人身売買組織であることを突き止めたブライアンは娘であるキムを取り戻すべく、フランスへ向かう。
残された時間は96時間。ブライアンはあまりにも少ない情報の中、CIA時代に獲得した情報戦や尋問の技術で容疑者の追跡を始めたが……。
96時間/リベンジ (原題:Taken 2) †
2012年、フランス映画
監督:オリヴィエ・メガトン
・ストーリー
前回の戦いで、人身売買組織の魔の手から娘のキム(マギー・グレイス)を無事救出したブライアン(リーアム・ニーソン)。ある日、レノーア(ファムケ・ヤンセン)が夫との不仲に悩んでいる事を知ったブライアンは、レノーアとキムを連れて気分転換にトルコのイスタンブールへと旅行に出かける。ところがレノーアと共に出かけた市場で自分たちを付け回す男たちの存在に気づいたブライアンだが、先回りしていた連中に囲まれ、更にレノーアを人質に取られてしまう。
ホテルでくつろいでいるキムにそこから逃げるように電話で伝えたあと、レノーアと共に組織に囚われる事になったブライアン。
組織の目的は一体何なのか。レノーアとキムを救うため、ブライアンは一か八かの捨て身の行動に出る――。
96時間/レクイエム (原題:Taken 3) †
2015年、フランス映画
監督:オリヴィエ・メガトン
・ストーリー
イスタンブールでの一件が終わり、アメリカのロサンゼルスへと戻ってきたブライアン(リーアム・ニーソン)。娘のキム(マギー・グレイス)も大学生になり、元妻のレノーア(ファムケ・ヤンセン)も一時期は夫のスチュアート(ダグレイ・スコット)との関係に悩んでいたが、ブライアンからの助言もあって少しずつ改善しつつあり、それぞれ平穏な暮らしをしていた。
ある日、レノーアからのメールを受けて自宅のアパートへ向かったブライアンだが、そこで何者かによって殺害されたレノーアの姿を発見する。一転して殺人の容疑者として指名手配されてしまったブライアン。自分を罠に陥れたのは何者なのか。残されたキムの身を案じつつ、汚名を晴らすためブライアンは最後の戦いに挑む――。