.25ACP弾 / 6.35mm×16

 1906年にジョン・ブローニングが設計した拳銃用の実包で、 元来は同じくブローニングが設計したFN ベビーピストル用に設計・開発されたものである。
 弾頭重量と火薬量が少ないため威力は低いものの、その分反動も小さく簡単に扱えるのが特徴である。銃自体もさほど強度を必要としないため小型化が可能で、ベビーピストル以降も、ほぼ同じサイズの拳銃(いわゆる『ポケットピストル』)で主に使用されている。

 ただし威力が非常に小さく、小口径弾の代表である.22LR(ロングライフル)弾にさえ劣っている。このためアメリカでは、「.25ACPで人を撃ってはならない。相手がカンカンになって怒るから」といったブラックジョークさえ存在するという。
 出所不明の情報だが、とある酔っぱらいが寝起きにひどい頭痛がするので病院を受診したところ、頭皮と頭蓋骨の間に何発もの.25ACP弾が入っていたという話もある。酔った勢いの喧嘩で相手に撃たれたらしいが、威力不足が幸いして、弾頭が頭蓋骨を貫通せず、カーブに沿って皮膚の下を潜っただけで済んだらしい。

 このように威力不足の一面もあるものの、女性でも簡単にコントロールできることから、現在でも護身用やバックアップ用の弾丸としてそれなりに普及している*1リムド・カートリッジ(リムファイア)である.22LRよりも、装弾数を多くできる点も利点ではある。

弾丸直径弾薬全長
/薬莢全長
リム形状弾頭重量銃口初速初活力有効射程代表的な銃
6.4mm(0.251in)23.0mm(0.91in)
/16.0mm(0.62in)
セミリムド
リムレス
50gr(3.2g)760ft/s(230m/s)70ft-lbsFN M1906
コルト ポケット
コルト ジュニア
ベレッタ M1919
ワルサー TPH

※データはGuns & Ammo Magazineからの抜粋で、フルメタルジャケット弾を2インチ銃身から発射した場合の一例です。
弾薬の種類や製造元、発射する銃によって数値は異なります。



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最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • .22LRならともかく.25口径とは、やはりプロの仕業ではないね。暴力団員か中華系マフィアかな -- 2013-12-25 (水) 08:16:51
  • ヤクザがわざわざ -- 2013-12-25 (水) 09:05:45
  • 25ACPみたいな弾を使うだろうか・・・中国やロシアから流れてくる訳でもなく特筆して密輸する利点もない。どっちかっていうと旧日本軍の将校の遺品が家に残ってたからそれを・・・みたいな線のほうが濃い希ガス -- 2013-12-25 (水) 09:08:20
  • それでもヤクザからの押収品には.25ACPを使うものもあるようだよ。小型拳銃だし。 -- 2013-12-25 (水) 11:19:41
  • 消音器を使用した可能性もあるらしい、25口径用の消音器しか持ってなかったのかも -- 2013-12-25 (水) 14:15:10
  • 戦後の動乱期にOSSかどこかが使っていたサプレッサー付きのが流れてきたと言う可能性はあるんでしょうか? -- 2014-04-05 (土) 12:27:19
  • 仮に流れてきたとしても、 -- 2014-04-05 (土) 19:18:23
  • 半世紀前以上の -- 2014-04-05 (土) 19:18:56
  • 銃だから何発も撃てないかもしれん -- 2014-04-05 (土) 19:24:24
  • ここの掲示板は不安定なんで書き込む時はWinのメモ帳とかのエディタに書いて貼り付けるといいよ、25口径の銃はコンパクトなんで密輸も比較的容易と思われるし犯行の際に複数発射されてることを考えると終戦以降半世紀以上秘匿されていた銃器、弾薬が使用されたとは考えにくいと思うけど -- 2014-04-05 (土) 21:13:09
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*1 但し、護身用拳銃で最大の市場であるアメリカでは人気がなく新規の拳銃もほとんど開発されていない。

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Last-modified: 2016-04-13 (水) 00:10:44 (590d)