フランキ LF57 / Luigi Franchi LF57 【短機関銃】 †
全長(伸長時) | 重量 | 口径 | 装弾数 | 連射速度 | 製造国 |
425(685)mm | 3650g | 9mm×19 | 30 | 500発/分 | イタリア |
イタリアのルイジ・フランキ社開発の短機関銃。1956年にまず試作モデルLF56が開発、翌年に耐久性を改善した量産モデルLF57が完成した。
プレス加工で製造されたレシーバーは携帯に便利なように薄く造られている。作動は当時主流のストレートブローバック、オープンボルト式だが、L型ボルトを採用することで全長も短縮しており、コントロールも良好。シンプルながらも、1950年代としてはかなり斬新な設計だった。
イタリア陸軍は採用を見送ったものの、海軍の制式として数千挺が採用。海外にも輸出され、アメリカ向けにはロングバレル、セミオートオンリーのスポーターモデルも輸出された。
大成功とはいかなかったが、それでもアフリカ諸国などに1980年代後半まで輸出されていたようで、なかなか息の長いモデルとなった。またその先進的な設計は、ドイツのワルサー MPLなどに影響を与えたと言われている。
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