ブレダ M30 / Breda Modello 1930【軽機関銃】 †
ブレダ M30(伊:Breda Modello 1930)は1930年にイタリアのブレダ社の兵器部門ブレダ・メッカニカ・ブレシャーナ(ブレダ機械ブレシア支部)にて開発された軽機関銃である。当時のイタリア王国軍に制式採用された他、第二次世界大戦中にはドイツ軍に接収され、MG099(i)の名前で使用された。 作動方式はロータリーロッキングナット式のブローバックで、クローズドボルトで撃発する。バレルは空冷式で、取り替えは容易に行うことが出来る。木製のストックにはショルダーレストが備えられており、下部にはオプションとしてモノポッドを取り付けることも出来た。 M30は他の黎明期の多くの機関銃同様、装填不良や薬室の過熱によるコックオフ(弾薬の自然発火)といった問題が多かったが、ほぼ唯一の国産軽機関銃でありイタリア軍で第二次世界大戦中活躍した。
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