ロスト・メモリーズ / 2009 로스트메모리즈（英題：2009 Lost Memories）

　韓国で製作された歴史改変モノのSFアクション映画。日本による朝鮮統治が続いているという設定なので、韓国人だけでなく日本人の役者も出演し、台詞も日本語が多い。

・ストーリー
　1909年の安重根による伊藤博文暗殺が失敗した世界。朝鮮の独立運動は鎮圧され、日本は第二次世界大戦の戦勝国となった。暗殺失敗から100年後の2009年、日本第三の都市として発展した京城で、日本の朝鮮統治に反抗する不令鮮人の武装闘争組織『朝鮮解放同盟』が占拠事件を起こす。現場に派遣された日本捜査局(JBI)特殊捜査隊の坂本(チャン・ドンゴン)と西郷(仲村トオル)はSWATを率いて突入し、犯人を全員射殺して事件を解決するが、不令鮮人達は自らを囮にしてでも仲間の一人を現場の美術品展示会場から逃がそうとしていた。彼らが事件を起こした目的を探る坂本と西郷は、展示されていたある古代の遺物が鍵と睨むが、その捜査中に不令鮮人の襲撃と遭遇する。そして銃撃戦のさなか、坂本は時折見る幻に現れる女性とそっくりな不令鮮人、ヘリン(ソ・ジノ)と出会う。

映像特典

　メイキングや音声解説によると、本作の為にハリウッドで使用されるプロップガンが輸入された。銃器は総額で1億ウォン、弾は2億ウォンとのこと。