グッド・バッド・ウィアード / 좋은 놈, 나쁜 놈, 이상한 놈（The Good, the Bad, the Weird） †

　舞台は第二次世界大戦前の満州。朝鮮人や中国人など様々な人種が入り乱れ、アメリカの西部開拓時代さながらの混沌とした時が続いていた。寡黙で無愛想な賞金稼ぎの「善人」パク・ドウォンは、凶暴な馬賊を率い、伝説のお尋ね者「指刈り魔」なのではと噂される「悪人」パク・チャンイを狙い、彼が襲う列車にて待ち伏せを行っていた。一方、そこでは「最強」と噂される拳銃使いでありながら、お茶目でどこか抜けている盗賊「変人」ヤン・テグが日本の銀行家を襲撃していた。たちまち列車は三者交えた銃撃戦となり、逃げ出したテグが銀行家が運ぶ予定だった謎の地図を手にしたことから、満州内の複数勢力による地図の争奪戦が始まる。