ウィルディ/ Wildey 【自動拳銃】 †
ウィルディ・ムーア (Wildey Moore)によって1970年代に開発されたマグナム弾を使用する自動拳銃。製品名は「ウィルディ」であるが、語呂の関係でウィルディ・ピストルやウィルディ・マグナムと呼ばれることも多い。 大威力のマグナム弾で確実な作動を得るため、ロータリーボルトとショートストローク・ガスピストンという、自動小銃のような作動・閉鎖方式を採用しているのが最大の特徴。これは自動拳銃としては初めての試みであった。 非常に斬新な設計ではあったものの、専用の弾薬を用いることもあり商業的にはあまり成功しなかった。2011年には生産元のウィルディ・ファイアアームズ社の経営問題により生産中止となっているが、USAファイアアームズ社から2017年より販売が再開されている。 メディア上ではその特徴的な外見でしばしば作中でもその存在感を発揮している。特に有名なのは映画「スーパーマグナム」(原題:Death Wish3)で名優チャールズ・ブロンソンが用いているものであるが、これはなんと彼の私物であった。彼は私生活でもこの銃を愛用しており、設計者のウィルディ・ムーアとも親交があった。
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